顧問先様の商品・サービス紹介
ヘンタ製茶 有限会社
更新日:2019/10/22
vol.12
ヘンタ製茶 有限会社
ニュースレター22号(2015年10月号)掲載
ミラノ万博では、フランスの紅茶会社との商談も生まれ、次のドバイ万博に向けては世界的なお茶文化のアラブ圏への進出も見通した商品作りを、と意気盛んに邊田代表はお話くださいました。
しかし、ご当地日本の製茶業界はお茶離れやペットボトル茶のシェアに圧倒されるなど厳しい環境下にあります。当然価格の下落にも悩まされています。ヘンタ製茶も5年前はほぼ荒茶を卸すのみで自社製品シェアは10%でしたが、当時打開策として打ち出したのが"振って飲むお茶"「シェイクイット]。ペットボトルのキャップを開けると粉末茶が霧島の名水に溶け出し、新鮮な緑茶を頂けるというもの。九州新幹線全線開業に合わせて発売されました。飲み易さ、手軽さが受けてこの年と翌年のモンドセレクションで金賞に輝いています!
そして、このアイディアをてこに「有機かぶせ粉末緑茶」としてスティック茶を発売。お客様が自分好みの市販の名水500mlペットボトルにこの粉末茶を入れるだけのものですが、製品コストの低減とエコ化を実現。今やこのスティック茶が商品の主力となり、ヘンタ製茶製品シェアは4年間でなんと45%までになっているそうです。
実はヘンタ製茶では、グレイスがお手伝いした「ものづくり補助金」が今年採択されました。この資金は当然に次の事業の展開に活かしていくことにもなっていますから、ますます今後の動向には目が離せません。
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「シェイクイット」
渋みもなく、甘くまろやかな緑茶に。天文館の「かご市」などで購入できる。 -
「有機かぶせ粉末緑茶」
土づくりにこだわった厳選されたかぶせ茶のみを使用。茶の旨み成分を多く含み、水やお湯の他、牛乳に混ぜるのもおすすめです。 -
洋菓子では粉末茶をいかした「ダックワーズ」を開発。
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和菓子では「金平糖」などの開発で、洋菓子とともに新たな販路を開拓中。
- ヘンタ製茶 有限会社
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鹿児島県霧島市牧園町下中津川1052-2
TEL0995-77-2777
WEBhttps://www.henta.jp/
データは2015年10月時点での情報です。最新の情報は、企業様に直接お問い合わせください。