ニュースレター
2018年6月号ニュースレターを掲載いたしました
投稿日:2018/06/26
更新日:2019/11/27
企業法務・経営諸課題の最新情報【2018年6月25日号】
いつも大変お世話になっております。
弁護士法人グレイスの丸山信一です。
梅雨の真っただ中、紫陽花が美しい季節を迎えています。田植えの農繁期でもあり、恵みの雨ですが、顧問先様などの訪問活動の私はどうも雨降りは苦手です…。
先日、鹿児島市内は久しぶりのドカ灰に見舞われ、ところによっては散々な目に遭われた方もいたのではないでしょうか。私も谷山方面へ出向いたのでその一人でした。このところ噴火は頻繁なので致し方無いですね。自然の恵み桜島とは上手にお付き合いいたしましょうか!?
そのような時節柄、抜けるような青空の広がる夏を待ち望みたい心境ではあります。
ロシア開催のW杯の盛り上がりを関心を持って観戦する方は多いのではないでしょうか。アルゼンチンは苦境、ドイツ、ブラジルも苦戦、アイスランドの善戦、そして予想外?日本が南米勢に初めての勝利!これからの展開は見逃せませんし、郷土のエース大迫選手には更に期待をします。半端ないっ!応援をしましょう!!
誰もが凄いと思ったのは卓球ワールドツアーでの男女のビッグタイトルですよね。17歳の伊藤美誠選手、そして何と言っても五輪王者二人を撃破した14歳の張本智和選手でしょう!凄いです!彼らへもエールを送りたいものです!
スポーツでの若手の清々しい活躍に、そして可能性に将来への期待が広がる思いがあるのとは対照的に、成長戦略などで日本の可能性を広げてもらいたい政財官界にはどんよりした暗雲が深くなるばかりで、辟易とした感覚が日本を覆いつつあることが残念です。
何らかの打開があることを望みますが、全て我々が通ってきた軌跡によって現状があるのですから、翻って我が身を見つめ直すのも大切かもしれませんね。
さて、今号は重要なテーマを皆様に提起する機会となりました。今月の1日に最高裁判決があり『正規・非正規の待遇格差』について踏み込んだ判断が示されたことを取り上げています。
併せて、このテーマで緊急セミナー開催(無料)もお知らせします。働き方改革の掛け声も高まる状況下であります。皆様方には、本判決の重要性を肌で感じていただきたいと思います。どうぞご注目下さい。
何時もいつもグレイスは身近で頼りになる、そのような信頼を寄せていただける法律事務所であり続けることを私たちはお約束いたします!
何よりもお客様の事業の成功のために、そして永続的な発展のために!
私たちグレイスはお客様に寄り添う徹底した行動とそのスピードに拘って参ります。
それではメルマガ第54号をスタートさせましょう!!
本号のコンテンツ
1. 企業法務コラム 正社員と非正規社員の待遇格差について ~平成30年6月1日最高裁判決~
今回のコラム、企業法務部で部長の大武弁護士を支えて活躍する戸田弁護士が登場します。
契約期間に定めのある、いわゆる非正規社員の処遇を巡っては、この春に無期転換で法改正が施行され、大いに話題になっているところです。そして今月1日には最高裁判決が下され、非正規社員の待遇格差(手当)についてこれまでよりもより明確で厳格な基準が示されることになりました。
非常に重要な判断で、具体的には一つ一つの各種手当の性質・趣旨が説明されなければならず、単に非正規だから格差があるという理由では済まされなくなるということなのです。
この判決は判例となり、相応の法的な拘束力を伴うことになります。そこで、グレイスではこの状況を受けて、緊急にオープンセミナーを準備いたしました(詳細は後述)。賃金規定は元より、就業規則の見直しなどでもグレイスがお役に立つ機会がいよいよ増えてきたと感じています。
本コラム、先ずはご一読をお願いいたします。
(PDF) >
2. GRACE NEWS
(1)セミナー開催のお知らせ〈企業法務部〉
前述したオープンセミナー(無料)の開催日程をお知らせします!
6月1日の最高裁判決で示された正規雇用と非正規雇用の賃金格差は現状のままでそもそも大丈夫なのか?変更を求められる場合のポイントはどこなのか?などなど事業主様、ご担当者の関心に即応する内容です。
鹿児島市は7月25日、そして宮崎市(26日)、熊本市(30日)と連続開催で皆さまのお越しをお待ち申し上げます。
(PDF) >
(2)業務研究会開催のご報告〈事故部〉
事故部が保険代理店様向けに開催した業務研究会のご紹介をいたします。
現在、事故部は損保保険代理店との連携によって双方の事業の精度を上げ、ひいては交通事故被害者の救済に資することになるとの思いでこの研究会を継続的に実施しています。
私たちの活動の一環を紹介することでグレイスの姿を知っていただければ幸いです。
詳細はこちら (PDF) >
3. 弁護士紹介 「M&Aや渉外法務の経験を生かし、皆様のお力になる所存です」
6月より新たな弁護士を迎え入れました。企業法務部に所属することになりました播摩洋平弁護士が自己紹介をいたします。
東京の大手事務所で約13年間、企業法務全般に多くの企業買収・再編・事業承継を扱ってきたので、その手腕は早々に皆様方にも知っていただけるのではないでしょうか。海外案件も手掛けますので、鹿児島の産業の発展にも寄与できるものと考えます。
どうぞご期待ください。
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