なりすましウイルスメールについての注意喚起

この度、第三者から弊所所員を装った「なりすましメール」が弊所所員に発信されているという事実を確認いたしました。つきましては、弊所所員を装った「なりすましメール」が、社外の方へも発信されている可能性がございます。これらは、昨今急増している「Emotet（エモテット）」というマルウェアの影響の可能性が高いと思われます。なお、弊所では確認された時点で直ちに調査を行い、マルウェアに感染した端末が無いことを確認しております。弊所職員を騙ったメールにご注意ください。

Emotet（エモテット）とは

企業をターゲットにしたマルウェアで、メールの履歴やアドレス帳を盗み出し、過去のメールの内容を引用し、ウイルスメールをばらまきます。メールの送信者や文面に、感染者が過去にメールでやり取りをおこなった方の情報が使用されるため、本人とのやり取りが継続しているかのようにメールが送られてくることとなります。
（参考： https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html）

感染経路

ウイルスメールにある添付されているファイルのダウンロード、記載されているURLへのアクセスを行ってしまうと感染する恐れがあります。

感染対策

・身に覚えのない不審なメールは開かない、メール本文中のURLをクリックしない
・自分が送信したメールに対する返信であったとしても、本文に不自然な点があれば疑う
・PCへのセキュリティソフトのインストール
・社内での注意喚起
（参考：https://blogs.jpcert.or.jp/ja/2019/12/emotetfaq.html）

感染確認方法

エモテット専用の感染確認ツール「EmoCheck（エモチェック）」が、一般社団法人JPCERT/CCから公開されていますので、是非ご活用ください。
（ダウンロードサイト：https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases）