企業法務コラム
個人の成長と組織の活性化
投稿日:2022/02/24
更新日:2022/02/24
更新日:2022/02/24
私がイメージする強い組織とは、「リーダーが明確なビジョンをもち、それをメンバーが共有し、個々のメンバーがビジョンを念頭に、自ら考え、常に改善に向けた行動をしつづける組織」です。
これまで、いくつかの組織に所属してきましたが、とくに「常に改善に向けた行動をしつづける」ことの難しさを感じています。
個々のメンバーがいわゆるPDCAサイクルなどによって改善に努めても、個人が取り組める範囲には自ずと限界があります。
そこで、この問題に組織としてどのように取り組むかが重要になるのではないかと思います。組織が取りうる対策として
①個人が適切なフィードバックを受ける機会をつくること
②より良い行動ができるよう動機づける環境をつくること
などが考えられます。
組織内の第三者の視点からフィードバックを受けることは、個人の視野を広げるとともに、組織のビジョンに沿った改善策をとることに繋がります。
また、改善すべき点の指摘にとどまらず、良い行動を承認し、励ます環境があれば、個人はさらに成長することができると思います。
組織として、①②を実践することは、組織を活性化するためにも不可欠ではないでしょうか。
当事務所においても、様々な意見交換の場が設けられていますので、このような機会をより強く魅力的な組織にするための視点で捉えていきたいと考えております。
【著者情報】
播摩 洋平弁護士
企業法務部 部長 福岡県弁護士会(弁護士登録番号:33334)
九州大学大学院法学研究科修士課程 修了
米国Vanderbilt Universityロースクール(LLMコース) 卒業
三菱商事株式会社、シティユーワ法律事務所を経て、現在弁護士法人グレイスにて勤務
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