企業法務コラム
組織におけるユーモアの重要性
投稿日:2023/09/26
更新日:2023/10/06
更新日:2023/10/06
[ニュースレター117号掲載]
職場や会議の雰囲気が悪くなる時に、私はいつも笑いを入れることを意識しています。
「職場に笑いは必要ない」、「職場には常に緊張感があるべき」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は「気後れなく笑える職場環境は、業務を行う上で必要である」と考えます。
実際に、ユーモアにより、①創造性が高まり、業務改善のヒントやビジネスにおける新しい戦略を思いつく等、組織にとってプラスになるアイディアが生まれることや、②心理的安全性が高まり、失敗を恐れずに積極的にチャレンジする人が多く生まれること、③人との繋がりを感じやすくなり、コミュニケーションが円滑になること、④血流がスムーズになったり、筋肉の緊張がゆるんだり等して心身への良い影響が生まれること等は数々の書籍や論文などで、科学的な根拠も交えつつ明らかにされています。
もっとも、ユーモアは、その内容やタイミングには細心の注意が必要であることは言わずもがなです。この点、『ユーモアは最強の武器である:スタンフォード大学ビジネススクール人気講義』という書籍では、(アメリカと日本ではユーモアの感覚が多少異なりはしますが)実践的なユーモアの使い方が書かれていますので、おすすめいたします。
【著者情報】
播摩 洋平弁護士
企業法務部 部長 福岡県弁護士会(弁護士登録番号:33334)
九州大学大学院法学研究科修士課程 修了
米国Vanderbilt Universityロースクール(LLMコース) 卒業
三菱商事株式会社、シティユーワ法律事務所を経て、現在弁護士法人グレイスにて勤務
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弁護士法人グレイス企業法務部
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