相談事例
【31】除草剤を飛散させたとして損害賠償請求を受けていた訴訟において、請求棄却判決を獲得した事例
2019/08/26
相談分野
不動産問題
業種
その他の業務
1. 相談内容
相談者が所有する畑の隣に牧草地を所有する者から、相談者が自身の畑に撒いた除草剤がこの牧草地に飛散し、その飛散した除草剤の付着した牧草を食べた牛が死亡したとして、損害賠償請求を受けている。
2. 争点
相談者が除草剤を隣の牧草地に飛散させたか否か。
3. 解決内容
相談者が除草剤を飛散させたことを認める証拠もなく、仮にそうだとしても相談者の撒いた除草剤が飛散した牧草を相手方の所有する家畜が食べたともいうこともできないとして、請求棄却判決(勝訴)を獲得。
4. 弁護士の所感
本件は、ある意味言いがかりともとれる事案で、しかも客観的な証拠もなくこちらに非常に有利な訴訟でした。そのため、和解も考えられず、勝訴しなければならない案件でした。無事に勝訴判決を獲得でき、相談者へのあらぬ疑いを晴らすことができ満足のいく結果となりました。
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