相談事例
【28】土地の賃貸借契約が期間満了したとして、土地の明渡訴訟を提起されたが最終的に土地を購入する内容で和解を成立させた事例
2019/08/23
相談分野
不動産問題
業種
不動産業
1. 相談内容
土地の賃貸借契約の期間満了を理由に土地の明渡し訴訟を提起された。同賃貸借契約では、期間満了時に土地を買い取ることになっていたが土地の価格について賃貸人と折り合いが合わない。
2. 争点
賃貸借契約の解除の当否及び土地の買取りにあたっての土地の売買価格
3. 解決内容
交渉に賃貸人が提示していた売買価格から相当額減額の上、土地の売買を内容とする訴訟上の和解成立
4. 弁護士の所感
本件は、賃貸借契約の終了を理由とする土地の明渡請求ではあったが実質は土地の売買契約の交渉であった。また、売買契約が成立しない場合、転借人との転貸借契約の帰趨にも影響があることから、売買契約を成立させなければいけなかった。
売買価格については土地の鑑定を行うまでに至ったが、最終的に、互いに譲歩のうえ売買契約を成立させることができ、現状の転貸借契約も継続できたことから、互いに利益となる解決となった。
売買価格については土地の鑑定を行うまでに至ったが、最終的に、互いに譲歩のうえ売買契約を成立させることができ、現状の転貸借契約も継続できたことから、互いに利益となる解決となった。
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