相談事例
【97】会社業務中のミスにより生じた損害を請求した事例
2019/12/16
相談分野
労務問題
1. 相談内容
社員の一人に、会社業務中に重大なミスがあり、会社が大きな損害を被った。
会社としては、一部金額(数万円)を負担してもらいたいが、応じてもらえていない(なお、その社員は退職が決まっていた)。
弁護士が同席のうえ、一部金額を請求してほしい。
会社としては、一部金額(数万円)を負担してもらいたいが、応じてもらえていない(なお、その社員は退職が決まっていた)。
弁護士が同席のうえ、一部金額を請求してほしい。
2. 争点
①業務上のミスの評価
②合意の有無
②合意の有無
3. 解決内容
相手方と面談の上、損害の一部をその場で支払ってもらう一方で、今後は一切かかわらない等の条項を入れ込み、その場で合意をした。
4. 弁護士の所感
相談の受けた結果、以下の印象を持ちました。
①は、損害が実際に発生していたものの、業務上のミスであるかどうかを厳密に判断することはやや困難であり、相手方からも話を聞く必要がありました。
②は、退職が既に決定していたため、金銭の支払等をする場合、早急に払ってもらう必要がありました。
相手方と直接話をし、相手方のミスについての見解や会社への要望等を真摯に聴くことで、今回の問題の根本にあるものを認識できたため、その点も含め、合意の条件を詰め、その場で最終合意をするとともに、双方が義務を履行済みとなりました。
話し合いが膠着していたところ、その1日だけで解決したため、依頼人に満足いただける解決となりました。
第三者が入ることと、相手方とも信頼関係をしっかり構築できたことが非常に大きかったと感じております。
①は、損害が実際に発生していたものの、業務上のミスであるかどうかを厳密に判断することはやや困難であり、相手方からも話を聞く必要がありました。
②は、退職が既に決定していたため、金銭の支払等をする場合、早急に払ってもらう必要がありました。
相手方と直接話をし、相手方のミスについての見解や会社への要望等を真摯に聴くことで、今回の問題の根本にあるものを認識できたため、その点も含め、合意の条件を詰め、その場で最終合意をするとともに、双方が義務を履行済みとなりました。
話し合いが膠着していたところ、その1日だけで解決したため、依頼人に満足いただける解決となりました。
第三者が入ることと、相手方とも信頼関係をしっかり構築できたことが非常に大きかったと感じております。
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