相談事例
【101】競業避止義務に違反した元従業員を相手方とする訴訟に関して、依頼者に有利な和解を実現することができた事例
2020/01/31
相談分野
労務問題
業種
サービス業
1. 相談内容
依頼者の元従業員が、退職時に締結した競業避止合意書において「接触禁止」に分類されていた依頼者の顧客に対して、退職後に接触を行い、結果として取引が切り換えられた。
2. 争点
競業避止合意書の有効性が主な争点となった。
3. 解決内容
訴訟の提起を行い、競業避止合意書の有効性を主として主張・立証する方針を採用したが、最終的には、早期解決及び将来的な顧客の切り分けを重視して、和解を行った。
4. 弁護士の所感
競業避止は、どのような業界でも問題になり得るケースですが、裁判例及び学説上、事前に競業避止の合意を締結していない場合には、事後的に争うことが困難です。
本件は、競業避止合意書作成の時点から、当事務所が関与し、一貫したアドバイスを行うことにより、最終的に、依頼者に有利な和解をすることができたと考えています。
本件は、競業避止合意書作成の時点から、当事務所が関与し、一貫したアドバイスを行うことにより、最終的に、依頼者に有利な和解をすることができたと考えています。
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