相談事例
【106】旅券の発注をし、同代金を立て替えたものの相手方がその支払いをしないことから刑事告訴を行い受理された事例
2020/01/31
相談分野
その他
業種
サービス業
1. 相談内容
依頼会社が旅券の発注を代行し、発注金額を一部立て替えたところ、全く入金してもらえていないため、相手方を告訴したい。
2. 争点
①欺罔行為の意図
②受理の可能性
②受理の可能性
3. 解決内容
告訴の受理が認められた。
4. 弁護士の所感
相談の受けた結果、以下の印象を持ちました。
①は、債務不履行を超えて、騙す意図が必要なところ、相手方の金銭面の流れ等が不明な一方で、実際に振込予約等を示す通帳の写しが証拠としてある等、比較的証拠となりうるものが残っていると判断しました。
②は、警察の理解と事前の捜査が必須であったため、警察に動いてもらえるよう、工夫する必要がありました。
事案や証拠の説明等のため、何度も警察と打ち合わせをし、進行状況も確認しつつ、対応した結果、詐欺を理由に告訴の受理を達成しました。
詐欺は、騙す意図という内心の立証が必要という点で、刑事告訴はハードルが非常に高いものの、しっかり結果を出すことができ、依頼者にも満足をいただきました。
①は、債務不履行を超えて、騙す意図が必要なところ、相手方の金銭面の流れ等が不明な一方で、実際に振込予約等を示す通帳の写しが証拠としてある等、比較的証拠となりうるものが残っていると判断しました。
②は、警察の理解と事前の捜査が必須であったため、警察に動いてもらえるよう、工夫する必要がありました。
事案や証拠の説明等のため、何度も警察と打ち合わせをし、進行状況も確認しつつ、対応した結果、詐欺を理由に告訴の受理を達成しました。
詐欺は、騙す意図という内心の立証が必要という点で、刑事告訴はハードルが非常に高いものの、しっかり結果を出すことができ、依頼者にも満足をいただきました。
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