相談事例
【131】従業員が会社の資金を不正に横領した疑惑があり、資料を検討ののち、交渉により不透明な金銭の状況を認めさせたうえで、横領金を事実上回収した事例
2020/05/08
相談分野
その他
業種
その他の業務
1. 相談内容
会社設立後、経理を任せていた従業員が会社の資金を不正に横領した疑惑がある。
損害賠償を請求したい。
損害賠償を請求したい。
2. 争点
①横領の有無(資料の精査を含む)
②横領金の回収可能性
②横領金の回収可能性
3. 解決内容
決算資料等を検討のうえ、横領金の額等を確定ののち、相手方交渉を経て
最終的に代物弁済等により、横領金を回収した。
最終的に代物弁済等により、横領金を回収した。
4. 弁護士の所感
相談を受けた結果、以下の印象を持ちました。
①代表取締役は、経理に一切関与しておらず、横領は疑惑の程度にとどまっており、実際に資料を精査してみないことには、判断すら困難であった。
②相手方は資産に乏しく、仮に横領金が発生したとしても、回収は困難である可能性が高かった。
依頼後、10期以上の決算資料等をあたり、不自然なお金の流れがないか等をチェックし、不自然なお金の流れ、処理を発見ののち、相手方との交渉を行いました。
不透明な金銭の状況を認めさせたのち、現時点で相手方が経営する会社の資産状況等を把握し、最終的には相手方の什器備品の一部を弁済に回すことで、横領金を事実上回収しました。
横領については、証明すら困難な状況であったため、依頼者には大変満足いただく結果となりました。
①代表取締役は、経理に一切関与しておらず、横領は疑惑の程度にとどまっており、実際に資料を精査してみないことには、判断すら困難であった。
②相手方は資産に乏しく、仮に横領金が発生したとしても、回収は困難である可能性が高かった。
依頼後、10期以上の決算資料等をあたり、不自然なお金の流れがないか等をチェックし、不自然なお金の流れ、処理を発見ののち、相手方との交渉を行いました。
不透明な金銭の状況を認めさせたのち、現時点で相手方が経営する会社の資産状況等を把握し、最終的には相手方の什器備品の一部を弁済に回すことで、横領金を事実上回収しました。
横領については、証明すら困難な状況であったため、依頼者には大変満足いただく結果となりました。
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