相談事例
【138】コロナウイルス禍による経営悪化に伴う整理解雇の検討を行った事例
2020/06/15
相談分野
その他
業種
サービス業
1. 相談内容
コロナウイルス禍による経営悪化の影響を受けて、従業員の整理解雇の可能性
を検討したいのご依頼をいただいた。
を検討したいのご依頼をいただいた。
2. 争点
特になし
3. 解決内容
一般的に、整理解雇は、裁判例等により、複数の条件を満たしている場合にの
み、限定的に認められている。
コロナウイルス禍の場合は、経営悪化の状態により、整理解雇の必要性が認め
られるケースもあると考えられるが、コロナウイルス禍による経営悪化である
からといって、一律に整理解雇が認められるものでもないと考えられるため、
慎重な検討を行った。
み、限定的に認められている。
コロナウイルス禍の場合は、経営悪化の状態により、整理解雇の必要性が認め
られるケースもあると考えられるが、コロナウイルス禍による経営悪化である
からといって、一律に整理解雇が認められるものでもないと考えられるため、
慎重な検討を行った。
4. 弁護士の所感
整理解雇を行う際には、整理解雇の必要性のほかに、解雇回避のための努力を
行ったか否か等の検討も必要になる。そのため、経営悪化により即時に整理解
雇を行うことは難しく、退職勧奨や休業補償の支給等といった段階的なステッ
プを踏んでからの最終的な手段であることを、依頼者に納得いただけるように
心がけた。
行ったか否か等の検討も必要になる。そのため、経営悪化により即時に整理解
雇を行うことは難しく、退職勧奨や休業補償の支給等といった段階的なステッ
プを踏んでからの最終的な手段であることを、依頼者に納得いただけるように
心がけた。
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