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相談事例

【188】労基署経由の未払賃金請求のほとんどを排斥しました

2024/08/15
相談分野
賃金・残業代

1. 相談内容

 本件は、営業職の従業員から未払賃金請求として数百万円もの支払請求を受けたという事件です。

 加えて、労基署の監督官から社長に対して急に直接電話がかかってきて、資料一式の開示や、聞取調査を実施するためとして日程調整を求められました。

 労基署の介入によって事態が複雑化し、社内もパニック状態に陥ってしまったため、今後の対応を教えて欲しいとのご相談を社長様よりいただきました。

2. 争点

 請求額の妥当性と労基署対応の方法

3. 解決内容

 弁護士を窓口とすることにより会社の負担を軽減しつつ有効な資料を提出した

4. 弁護士の所感

 本件は当該従業員からの請求根拠が一切不明でしたので、弁護士が、雇用契約書や賃金台帳等から請求根拠を分析しました。その上で、不当請求であることを監督官に理解してもらうために、会社と協力して資料の準備を進めました。

 また、監督官を説得して本当に必要な資料のみに絞って議論したことで、争点の拡散を防ぎ、無駄な疑いをかけられたり紛争が長期化することを回避しました。

 最終的に、監督官も当該従業員の請求にほぼ理由がないことを理解し、数百万円の支払命令は下さずに、(理由のある)未払手当の数万円の支払いのみで済みました。

 労基署対応は、社長や従業員の心理的負担や通常業務への支障を軽減するためにも、是非、弁護士にご相談いただきたいです。

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